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フェラーリFFの新車情報
フェラーリFFの最新情報まとめフェラーリ・FF
(Ferrari FF /Ferrari Four /フェラーリ・フォー)とは、イタリアの高級自動車メーカーであるフェラーリが2011年から2016年にかけて製造していた高級ワゴン(シューティングブレーク)である。
2011年1月21日に、フェラーリ初の四輪駆動、かつ、シューティングブレークモデルとしてその存在が公式に発表された。なお、一般公開は同年2月24日に行われるウェブ・プレビューと、同年3月に行われるジュネーブ・モーターショーとなった。
フェラーリ初の四輪駆動かつシューティングブレークであり、なおかつフェラーリの市販車として過去最高の出力を持つ新開発の直噴エンジンに、4つのシートと約450リットルの荷室を持つなど高い機動性を兼ね備えるという、これまでのフェラーリになかった斬新なコンセプトを持つ高性能車である。なお荷室は、荷物を積載する際に後部座席を折りたたむことで約800リットルまで拡大することが可能である。
デザイン及びスタイリングはピニンファリーナが担当した。612スカリエッティとほぼ共通するボディサイズを持つものの、全く違うコンセプトの新型車であることから、クーペスタイルのボディに2+2のシートを持つ612スカリエッティの後継車ではないと発表されている。
2016年2月8日に後継車であるGTC4ルッソが発表された。なお、ドバイの警察に於いてパトカーとして導入された車両が存在する。
トップ・ギアのジェレミー・クラークソンがスウェーデンアリエープログで試乗した時は、凍った湖の上で雪上走行を披露していた。比較対象はベントレー・コンチネンタルGTV8であり、雪上に400メートルの直線とシルバーストン・サーキットを模したコースを作り、直線はジェレミーが、シルバーストンサーキットはザ・スティグに乗ってもらいタイム計測を行った。直線はFFが速くコースではコンチネンタルの方が速かった。しかし、ジェレミー自身はスキー場に着いた時に雪の中を走れる車(撮影クルーのレンジローバー)に乗ると言ってVTRを締めた。
エンジンはこれまでのフェラーリの市販車として最高の排気量と出力を持つ、新開発のV型12気筒48バルブ、6,262ccの直噴ユニットで、660PS(485kW: 651hp)を発生する。さらにアイドリングストップなどを中心とした二酸化炭素排出減少を目的としたシステム「HELE」もオプションで用意され、日本市場などいくつかの市場では標準装備される。
トランスミッションは458イタリアやカリフォルニアのものに近い7速デュアルクラッチトランスミッションを備える。また、他のフェラーリの車種同様に「マネッティーノ」システム()を搭載し、走行モードは「SPORT」、「COMFORT」、「ESC OFF」のほか、FFには「WET」「ICE-SNOW」が用意されている。
他にも、フェラーリ初の車体前後双方の車高調整システム、カーナビゲーションシステムやデジタルテレビチューナーが用意されたほか、後席にはオプションでテレビモニターが用意されている。
フェラーリはこのFFのために新たな四輪駆動システム「4RM」を開発し特許を取得した。このシステムは縦置きエンジン前方にパワートランスファーユニットを置き、そこからエンジンを貫くかたちでドライブシャフトを延ばし、後輪のトランスミッションとEデフを組み合わせたトランスアクスルユニットに繋げたものである。パワートランスファーユニットは、変速機が1-4速に入っているときのみ軸トルクの最大20%を前輪に伝達する。センターデフを持たない分、一般的な4WDシステムより50%の軽量化及び低重心、低地上高を実現した。
この軽量な四輪駆動システムが貢献したこともあり、前後47:53の重量比とともに高出力化と軽量化を同時に実現し、時速335km/hの最高速と0-100km/h加速を3.7秒でこなすという高い性能を実現した。
一般への正式発表からわずか4カ月後の2011年7月5日に、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長や駐日イタリア大使同席のもとで、駐日イタリア大使館で行われた発表会とガラパーティーにおいて正式に日本市場への導入を発表した。価格は3,200万円(日本独自の設定として、HELEシステムや日本語ナビゲーションシステム、クルーズコントロールなどが標準装備。右ハンドルの設定あり)と発表された。
なおこの際に、同年3月11日に発生した東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市の市内2か所の児童放課後クラブの再建費用として、フェラーリから寄贈された「FF」の日本1号車がオークションにかけられ(オプションの革製専用スーツケースセット付。フェルナンド・アロンソやフェリペ・マッサのサイン入りポロシャツなども同時にオークションにかけられた)、約4,000万円で落札されその全額が再建に役立てられた。
「フェラーリ・フォー」(Ferrari Four )が正式名称で、その略称が「FF」とされているが、フェラーリのウェブサイトや各種印刷物において、「」(Ferrari FF )と書かれているものがあるほか、モンテゼモーロ会長やフェラーリ社員が「」と呼んでいるケースもあり、その呼称は定まっていない。
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