スズキ新型スペーシア660 カスタム ハイブリッド XSターボ 衝突被害軽減ブレーキ非装着車の評判・スペック
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スズキ スペーシア 660 カスタム ハイブリッド XSターボ 衝突被害軽減ブレーキ非装着車
スペーシアのフロント外観(17年(H29)12月、FMC時の660<BR>カスタム ハイブリッドXSターボのフロント。仕様はグレードにより異なります)
スペーシアのリア外観(17年(H29)12月、FMC時のリア。仕様はグレードにより異なります)
スペーシアの内装・インパネ(17年(H29)12月、FMC時のリア。仕様はグレードにより異なります)
| メーカー | スズキ |
| 車種 | スペーシア |
| グレード | 660 カスタム ハイブリッド XSターボ 衝突被害軽減ブレーキ非装着車 |
| 販売期間 | 2017年12月から 販売中 |
| 価格 | 1,600,000円 |
| エンジン |
エンジン:
直列3気筒DOHC 排気量: 658cc 型式: DAA-MK53S 馬力: 64ps トルク: 98(10)/3000 ミッション: CVT バッテリー: |
| タイヤ |
前輪:
165/55R15 後輪: 165/55R15 ホイールサイズ: / 駆動: FF 最小回転: 4.6m タイヤサイズ |
| 燃費 |
燃費(JC08):
燃費(10•15): 燃料: レギュラー 実燃費: 15.58から 21.22 |
| ボディサイズ | 高さ: 1785 車幅: 1475 全長: 3395 |
| 乗車定員 | 4人 |
| 評価・レビュー |
外観:
3.86点 内観: 4点 スペック: 4.17点 エンジン: 4.45点 乗り心地: 3.9点 燃費: 4.54点 価格: 4.14点 |
| 中古車 |
4台 買取価格相場 車を売る |
スズキスペーシアとは
スズキが製造するスペーシアは、2014年に誕生したルームワゴンタイプのコンパクトカーです。スズキの得意とするコンパクトカーに、広い室内空間と使い勝手の良さを兼ね備えた車種であり、そのバリエーション豊かな展開で多くのユーザーに支持されています。 スペーシアは、積極的に取り入れられた軽量化技術により、軽やかなハンドリングと快適な乗り心地を両立させています。価格設定も魅力的であり、初心者から上級ユーザーまで幅広い層から支持されています。 さらに、スペーシアは様々なグレード展開が行われており、ベーシックモデルから上級モデルまで幅広い選択肢を提供しています。エンジンの排気量や燃費、馬力などもラインナップによって異なり、ユーザーのニーズに合わせた選択が可能です。 特に人気の秘密は、豊富な収納スペースや多彩な便利機能、そして使い勝手の良さにあります。スペーシアのシートアレンジは柔軟で、荷室の拡張やシートの倒し方を工夫することで、様々な用途に対応できます。また、燃費性能に優れたエンジンやスマートなデザインも魅力の一つです。 スズキのスペーシアは、コンパクトでありながら機能性や快適性を追求したモデルとして、多くのユーザーに支持され続けています。その使い勝手の良さや扱いやすさから、日常の移動手段やアウトドアでの活動、家族旅行など、様々なシーンで活躍することができます。気軽に乗り出したい方から、快適なドライブを楽しみたい方まで、幅広いニーズに対応した一台と言えるでしょう。より詳しいスペックやオプションの情報を見ることができます。
| 詳細項目 | スペック |
|---|---|
| 型式 | DAA-MK53S |
| 最小回転半径 | 4.6m |
| 駆動方式 | FF |
| 全長×全幅×全高 | 3.4m×1.48m×1.79m |
| ドア数 | 5 |
| ホイールベース | 2.46m |
| ミッション | CVT |
| 前トレッド/後トレッド | 1.3m/1.3m |
| AI-SHIFT | - |
| 室内(全長×全幅×全高) | 2.16m×1.35m×1.41m |
| 4WS | - |
| 車両重量 | 900kg |
| シート列数 | 2 |
| 最大積載量 | -kg |
| 乗車定員 | 4名 |
| 車両総重量 | -kg |
| ミッション位置 | インパネ |
| 最低地上高 | 0.15m |
| マニュアルモード | ◯ |
| 標準色 | ブルーイッシュブラックパール3、フェニックスレッドパール、アーバンブラウンパールメタリック、ブリスクブルーメタリック、アクティブイエロー |
| オプション色 | ピュアホワイトパール、ブレイブカーキパール、スチールシルバーメタリック、ムーンライトバイオレットパールメタリック、ピュアホワイトP ブラック2トーンルーフ、ブレイブカーキP ブラック2トーンルーフ、アクティブイエロー ブラック2トーンルーフ、フェニックスレッドPブラック2トーンルーフ、ブリスクブルーM ブラック2トーンルーフ |
| 掲載コメント | - |
| エンジン型式 | R06A |
| 環境対策エンジン | H17年基準 ☆☆☆☆ |
| 種類 | 直列3気筒DOHC |
| 使用燃料 | レギュラー |
| 過給器 | ターボ |
| 燃料タンク容量 | 27リットル |
| 可変気筒装置 | - |
| 燃費(JC08モード) | 25.6km/L |
| 総排気量 | 658cc |
| 燃費(WLTCモード) | - |
| 燃費基準達成 | H32年度燃費基準達成車 |
| 最高出力 | 64ps |
| 最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm | 98(10)/3000 |
| 福祉車両 | - |
| 大型ガラスルーフ | - |
| 片側電動スライドドア | - |
| サンルーフ | - |
| 両側電動スライドドア | ◯ |
| ルーフレール | - |
| ドアイージークローザー | ◯ |
| Tバールーフ | - |
| 電動バックドア | - |
| ルーフ系装備 | - |
| ディスチャージドランプ | - |
| タルガトップ | - |
| フロントフォグランプ | ◯ |
| ハードトップ | - |
| リアフォグランプ | - |
| ソフトトップ | - |
| ヘッドライトウォッシャー | - |
| キャンバストップ | - |
| フロントスポイラー | - |
| メタルトップ | - |
| リアスポイラー | - |
| マグネシウムホイール | - |
| ローダウン | - |
| アルミホイール | ◯ |
| UVカットガラス | ◯ |
| 片側スライドドア | - |
| プライバシーガラス | ◯ |
| 両側スライドドア | - |
| 寒冷地仕様 | - |
| ステアリング位置 | 右 |
| ステアリングステアリングギア方式 | パワーアシスト付ラック&ピニオン式 |
| ステアリングパワーステアリング | ◯ |
| ステアリングVGS/VGRS | - |
| サスペンション形式前 | ストラット式 |
| サスペンション形式後 | トーションビーム式 |
| 高性能サスペンション | - |
| タイヤサイズ前 | 165/55R15 |
| タイヤサイズ後 | 165/55R15 |
| ブレーキ形式前 | Vディスク式 |
| ブレーキ形式後 | ドラム式 |
| ソナー | ◯ |
| 駐車支援システム | - |
| センターデフロック | ◯ |
| 横滑り防止装置 | - |
| トラクションコントロール | ◯ |
| フロントカメラ | - |
| LSD(リミテッドスリップデフ) | ◯ |
| サイドカメラ | ◯ |
| ダウンヒルアシストコントロール | - |
| バックカメラ | ◯ |
| AYC(アクティブ・ヨー・コントロール) | - |
| 頸部衝撃緩和ヘッドレスト | - |
| SH-4WD | - |
| ABS | - |
| ISOFIX対応チャイルドシート固定バー | - |
| ブレーキアシスト | - |
| ビルドインチャイルド | ◯ |
| アイドリングストップシステム | - |
| バケットシート | EBD付きABS(◯) |
| ランフラットタイヤ | ◯ |
| 後退時連動式ドアミラー | ◯ |
| エアサスペンション | - |
| レインセンサー | ◯ |
| ブレーキ系装備 | - |
| インテリジェントAFS | - |
| 衝突軽減装置 | - |
| 盗難防止装置 | - |
| ナイトビジョン | - |
| セキュリティアラーム | - |
| レーンアシスト | - |
| ロードサービス | - |
| 車間距離自動制御システム | ◯ |
| パワーウィンドウ | ◯ |
| オットマン機構 | - |
| フルフラットシート | - |
| チップアップシート | - |
| 本革シート | |
| 電動サードシート | ◯ |
| フロントベンチシート | - |
| 床下ラゲージボックス | - |
| シートリフター | - |
| エンジンスタートボタン | 可 |
| シートポジションメモリー機能 | - |
| キーレスエントリー | - |
| 運転席パワーシート | - |
| ETC | - |
| フロント両席パワーシート | - |
他の車種一覧やスズキの別グレードを探すことができます。
スズキ スペーシアの知っておきたい情報
スペーシアとは?
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スズキスペーシアの新車情報
スズキスペーシアの最新情報まとめスズキがオートサロンの展示概要を発表。「軽トラ×オフローダー」、スーパーキャリイ マウンテントレイルがボクの心を捉えて離さない
スズキ・スペーシア
スペーシア (Spacia)は、スズキが生産・販売する軽トールワゴン(軽スーパーハイトワゴン)である。
2008年(平成20年)1月から販売されていた「パレット」に替わる実質的後継車として発表された。車種名を変えて新型車として発売される背景として、室内寸法、軽量化、燃費性能などに大きな進歩があったからとされている。そのため、パレットの特徴であった両側スライドドアや副変速機構付CVTはスペーシアにも継承されており、車両型式もパレットの「MK」を引き継いでいる。
初代モデルは5代目ワゴンRで初採用された「スズキグリーンテクノロジー」が導入され、「パレット」の一部グレードで既に導入されていたアイドリングストップシステムは全車標準装備した上で改良を行い、停車前の減速時にアクセルペダルを離した段階からガソリンの供給をカットし、ブレーキペダルを踏んで時速が13km以下になると自動でエンジンを停止することでアイドリングストップ時間を延長。ブレーキペダルを離す、ステアリングを操作する、「アイドリングストップOFFスイッチ」を押すのいずれかの動作でエンジンの再始動が可能である。併せて、坂道発進時には後退を抑制するヒルスタートアシストも装備される。
また、元々アイドリングストップシステムに搭載している鉛バッテリーに加えて高効率リチウムイオンバッテリーも搭載され、オルタネーターを高効率・高出力化したことで減速時に発生するエネルギーを発電・充電し、蓄えた電力をオーディオやメーターなどの電装品に供給することで発電に使用するガソリン使用量を最小限に抑える「ENE-CHARGE(エネチャージ)」や空調ユニットに冷房運転時に凍る蓄冷材を搭載することでアイドリングストップ中に送風運転に切り替わっても冷風を送ることが可能で、室温上昇によるエンジン再始動を抑える効果もある蓄冷技術「ECO-COOL(エコクール)」も搭載された。
エンジンは「パレット」に採用していたK6A型から小型・軽量設計のR06A型(ターボ車は同仕様のインタークーラーターボ)に置換し、ボディに最高1180MPa級の高張力鋼板板を全体の約42%に採用。さらに、ドアパネルやシートフレーム、ルーフ、ラジエーター(16 mm 厚→11.5 mm 厚)、サスペンションなど徹底した軽量化が行なわれ、特に「G」の2WD車は全高1,700mm以上の軽トールワゴンでは最軽量となる840kgを実現した。なお、フロアサイドメンバーの高張力鋼板には新日鐵住金(現・日本製鉄)製が使用されている。
後期型では、これまで搭載していた「エネチャージ」に替わり、5代目・後期型ワゴンRや初代ハスラーの一部グレードに装備されている「S-エネチャージ」を新たに搭載された。スペーシア用の「S-エネチャージ」はハスラー用と同じく、ISG (Integrated Starter Generator (モーター機能付発電機))のモーターアシスト時間を最長30秒間に、モーターアシストの速度域を発進後〜約85 km/hに向上してモーターアシストの時間と頻度を増やした改良型が搭載されている。同時に、エンジンも8代目アルトから採用されている、11.5の高圧縮比、エキゾーストマニホールド一体型シリンダーヘッドの採用、触媒ケースの簡素化などを行い、ISGの搭載に合わせて補機ベルトシステムを変更した改良型が採用された。2015年8月にはターボ車も「S-エネチャージ」に変更されたが、モーターアシストの速度域が発進後約100 km/hに拡大されている。
プラットフォームは3代目MRワゴンや5代目ワゴンRと同じ2,425mmのロングホイールベースが特徴の新プラットフォームが採用されており、インパネの内部構造やレイアウトの工夫により、室内長は2,215 mmを実現した。「G」は13インチタイヤを採用したことで、ロングホイールベースながら最小回転半径4.2mをとしたことで取り回しの良さも実現している。
2代目では、6代目ワゴンR/4代目ワゴンRスティングレーで採用された、最長10秒間、モーターによるクリープ走行を可能にするマイルドハイブリッドシステムとなったほか、プラットフォームに「HEARTECT(ハーテクト)」が採用されたことで、ホイールベースが35 mm拡大された。
2013年(平成25年)8月に衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPの4点が採用され、「レーダーブレーキサポート装着車」として設定された。2015年(平成27年)5月のマイナーチェンジで車線逸脱警報機能、先行車発進お知らせ機能及び軽自動車初採用となるふらつき警報の3点が加わり、セットオプションとして設定された。2017年(平成29年)12月のフルモデルチェンジでハイビームアシストとリアパーキングセンサーを追加、衝突被害軽減ブレーキと誤発進抑制機能が前方に加えて後方にも追加され、これらの装備全てが標準装備化された(オプションで非装着設定が可能だが、この場合「全方位モニター用カメラパッケージ」の装着が不可となる)。
この衝突被害軽減ブレーキは導入当初、レーザーレーダー方式の「レーダーブレーキサポート」が用いられていたが、2015年5月のマイナーチェンジで軽自動車で初採用となるステレオカメラ方式の「デュアルカメラブレーキサポート」に変更。2代目は軽自動車では6代目ワゴンR/4代目ワゴンRスティングレーに次いでの採用となる、単眼カメラ+レーザーレーダー方式の「デュアルセンサーブレーキサポート」に再変更。後方では超音波センサー方式の「後退時ブレーキサポート」が用いられている。2020年8月の一部仕様変更で初代・2型で採用された「デュアルカメラブレーキサポート」に戻されたが、夜間の歩行者の検知が可能な改良型で搭載される。
なお、先代車種のパレットでは廉価グレードを除く全車にサイドエアバッグが標準装備されていたが、初代モデルでは前述の軽量化の都合に伴い非装備となっていた。2代目モデルではフロントシートSRSサイドエアバッグだけでなく、SRSカーテンエアバッグも併せて標準装備される(SRSカーテンエアバッグは2代目へのフルモデルチェンジ当初、カスタムの「HYBRID XSターボ」のみ標準装備だったが、2020年8月の一部仕様変更でスペーシアやスペーシア ギアを含めた全グレードに拡大して標準装備された)。
初代は外観にボディ同色のフロントグリルが採用され、全てのピラーをブラックアウトしている。2013年(平成25年)8月に追加設定された「レーダーブレーキサポート装着車」ではフロントグリル下部にメッキアクセントが配された。内装はインパネにおいて上面を低くした上下2段構造とし、上部はブラウン、下部を明るめのベージュの2トーンカラーとした。後期型では外観のフロントグリル下部のメッキアクセントが新形状に変更して標準化。内装色はベージュ内装とグレー内装の2種類となり、ボディカラーに応じた設定となった。「T」はフロントグリルが上部に白色LEDのイルミネーションを内蔵したフルメッキタイプとなった。2016年(平成28年)12月の一部仕様変更で、内装色がグレーに替わってカスタム/カスタムZと同じブラック内装が標準設定となり、「X」でホワイト2トーンルーフまたはボディカラーで「クリスタルホワイトパール」を設定した場合でベージュ内装の選択を可能とした。
2代目はフロントグリルが新デザインとなり、グレードによりカラード又はメッキとなった。内装色は初代モデルの2016年12月の仕様変更時同様にブラック内装が基本となっているが、新たに赤のアクセントカラーが取り入れられた。また、「HYBRID X」に設定のベージュ内装はホワイト2トーンルーフに加え、モノトーンカラーでも全色選択が可能となった。
カスタムの初代モデルは外観のフロントグリルがスケルトン構造となり、ヘッドランプも形状を変更され、LEDポジションランプを内蔵。バンパーの形状もスペーシアから変更され、専用デザインアルミホイールを装備した。内装はブラック基調となり、エアコンルーバーリングやインサイドドアハンドルにシルバー加飾が施された。後期型ではフロントグリルにメッキを追加。内装には赤のアクセントが新たに施された。
カスタムZはボンネットフードの位置をカスタムよりも高くし、フロントグリルをブラック基調のメッキに変更の上、大型メッキフロントミドルグリルが追加され、フロントバンパーをエアロ形状に変更してLEDイルミネーションを組み込んだフロントフェイスを採用され、LEDフォグランプが装備された。ちなみに、カスタムZのディスチャージヘッドランプは、2代目ワゴンRスティングレーと同じデザインとなっているが、干渉を防ぐ為内部構造が変更されている。内装はカスタム同様ブラック基調だが、アクセントにチタンシルバー加飾が採用されている。
カスタムの2代目はフロントメッキグリルが大型化され、ヘッドランプをLED化。内装はブラックを基調に、ピアノブラック・メッキ加飾・シルバー加飾が施された。
ギアは2代目に設けられたSUVテイストのデザインとしたモデル。
丸型としたLEDヘッドランプをはじめ、メッキフロントグリル、バンパー(フロント・リア)、ガーニッシュ類(サイドアンダー・ヘッドランプ・サイドドア・バックドア)、カラードドアハンドル、カラードドアミラーをガンメタリックで統一。内装はインパネカラーパネルもガンメタリックとしたほか、撥水加工が施されたファブリックシート表皮のステッチやリング類(メーター・エアコンルーバー)の加飾にオレンジが採用された。また、インパネアッパーボックスはツールボックスをモチーフとしたデザインが採用された。
リアドアトリムには引き出し式のロールサンシェードが採用されており、2代目でも継続採用されている。
パワースライドドアには、リアアウタードアハンドル内に、スイッチの1度押しで解錠と自動開閉を行うワンアクションスイッチ備えたワンアクションパワースライドドアを採用。2代目モデルでは閉動作中にドアロックの予約が可能な「予約ロック機能」や任意の位置でスライドドアの一時停止が可能な「一時停止機能」が追加された。
スズキ (企業)
スズキ株式会社()は、日本の四輪車及び二輪車のメーカーである。
四輪車の世界販売台数は第10位、国内販売台数は第3位、二輪車の世界販売台数は第8位、国内販売台数は第3位、船外機では販売台数世界第3位である。
大工から身を起こした鈴木道雄により、1909年に織機メーカー「鈴木式織機製作所」として創業。当初の木製織機からのちには金属製自動織機の生産へ移行し、企業規模を拡大すると共に、精密機械の加工ノウハウを蓄積した。
しかし、近代化された力織機はいったん織物工場に納入されると長年の稼働が可能な耐久商品で代替需要が小さく、将来の販路飽和が予見されたことから、機械技術を活かした多角化策として、早くから自動車産業への進出検討を始めていた。
創業者の鈴木道雄は120以上の特許ー実用新案を取得した発明者でもあった。その名前がそのまま社名になった。ロゴの制定は1958年で、美術系の大学生に呼びかけて候補を募った。300余点の候補のなかから手銭正道のデザインが選ばれた。
戦前から自動車開発の企図を持ち、オースチン・セブンのコピー車製作などを試みていたものの、本格的な参入は1950年代初頭の自転車補助エンジンブームを機にオートバイ開発に乗り出した1952年からである。更に1955年には四輪軽自動車分野にも進出し、以後、小型オートバイと軽自動車分野をメインに、日本の小型自動車業界での地歩を築いた。
四輪車は軽自動車や小型車などを主力としている。軽自動車の分野では、1973年から2006年までの34年間にわたり販売台数日本一を誇り、マツダや日産自動車、三菱自動車工業へのOEM供給も行っている。社団法人全国軽自動車協会連合会の発表した2006年度(2006年4月 - 2007年3月)軽四輪車新車販売台数速報 によれば、長年競い合ってきたダイハツ工業に1位の座を譲った(ダイハツ61万6206台、スズキ60万5486台)、なお同社は2006年にスイフトやSX4などの小型車の強化を表明しており、生産能力確保の為には軽No.1にはこだわらず、軽生産の縮小も辞さないという姿勢を打ち出している、しかし、2014年は同年1月に発売を開始したクロスオーバーSUV型のハスラーが発売初年で10万4233台とヒット車種となったことで軽乗用車販売台数の大幅アップ(2013年比15.9%増)に貢献し、同協会による2014年の軽四輪車新車販売速報 ではダイハツ工業(70万6288台)を2795台上回る70万9083台となり、8年ぶりに軽自動車年間販売台数No.1の座を奪還した。
2014年度における四輪車の販売台数は国内では第3位で、世界では第10位。特にインド市場で強みを発揮しており、インドにおける自動車シェアの(年間販売シェアのうち)54%はスズキが占めている。2002年にインド政府との合弁会社マルチ・ウドヨグをマルチ・スズキ・インディアとして子会社化し、連結経常利益の4割を占めている。
東京商工リサーチ浜松支店が2016年5月18日に発表したところによると、日本国内の仕入れ先は5372社で、そのうち一次仕入れ先は1154社、二次仕入れ先は4218社であり、一次仕入れ先の約半数である506社が静岡県内の企業で、数としては一位を占めている。またそれとは別に、一次仕入れ先の過半数は資本金5000万円未満の企業である。
メーカー出資の子会社ディーラーは「スズキ自販○○」(○○には都道府県名が入る。例:スズキ自販東京)という社名になっているケースがほとんどである。
自動車以外ではモーターサイクル、モーターボート(スズキマリン)、船外機、発電機、リース/クレジット事業(スズキファイナンス)、住宅(スズキハウス)、マジャール・スズキからの縁によるハンガリー産ワイン・はちみつ、保険の販売やカー用品事業(オートリメッサ)、ガソリンスタンド、ゴルフ場の経営なども手がける(これらのほとんどは関連会社のスズキビジネスが担当)。
取引銀行は、三菱UFJ銀行、静岡銀行、りそな銀行である。
またTOPIX Large70の構成銘柄の1つでもある。
2014年3月現在の本社所在地である静岡県浜松市南区高塚町300番地は、1991年5月1日の自治体合併前まで浜名郡可美村であったが、各種広報では「浜松市外高塚」と記していた時期も有った。
現在の大手自動車メーカーでは珍しく、起業から現在に至るまで創業家一族が、経営の中枢を担う役職で世襲制を引いている。
スズキ株式会社は2020年に創立100周年を迎える国内自動車メーカーの中でも歴史の長い名門企業である。
日産自動車とは2002年4月からMRワゴンを日産・モコとしてOEM供給を開始した事を皮切りに、2007年1月には6代目アルトを日産・ピノ(2010年1月まで販売)として2009年12月にはパレットを日産・ルークス(2013年3月まで販売)として、2013年12月には2代目エブリイワゴン/5代目エブリイ/12代目キャリイを2代目日産・NV100クリッパーリオ/NV100クリッパー/NT100クリッパーとしてそれぞれOEM供給を行なっている。反対に、日産自動車からミニバンの日産・セレナ(3代目以降)のOEM供給を受け、ランディとして販売されている。
三菱自動車工業とは2011年3月から、3代目ソリオをとして、2014年2月には2代目エブリイワゴン/5代目エブリイ/12代目キャリイを2代目タウンボックス及び7代目ミニキャブバン/ミニキャブトラックとしてそれぞれOEM供給が行われている。
マツダには1989年5月から軽自動車及び軽商用車のOEM供給を行っている。1989年10月にはスズキが乗用車用基幹部品(エンジン等)の供給を開始し、1998年10月の新規格軽乗用車の発売以降は、スズキがマツダの軽自動車全モデルをOEM供給している。
トヨタ自動車とは歴史的に縁が深く 2017年には次世代のエコカーや自動運転車の技術など幅広い分野で業務提携を結ぶことで基本合意している。2019年にはトヨタは約九百六十億円でスズキの株式の約4・9%を取得し、スズキも四百八十億円相当のトヨタの株式を持つ資本提携に合意。
「人と同じ事はやらない。やるなら世界一を目指すのがスズキ」の企業風土がある。
小少軽短美(小さく少なく軽く短く美しく) スズキの生産品及び生産設備に求められる指標である。
二輪車の分野では1980年代に爆発的な人気となったレーサーレプリカの第1号としてRG250ガンマ(2ストローク)を発売した。
50ccのレーサーミニとしてGAG(4ストローク)を発売した(ジョーク・バイクとして発売されたGAGの後追いとして他社から出たものは、完全な「レーサーミニレプリカ」として発売されたため、レーサーミニの第1号であるGAGは短命に終わる)。
今日、特に欧州で人気の400ccや650ccのビッグスクーターの第一号もスズキによって発売された。それ以前にも250ccのスクーターはホンダなどにより既に発売されていたが、それはあくまで(高速道路も走る事ができる、50ccや125ccの標準的な排気量のスクーターから見れば)「巨大化したスクーター」としてのみ認知されていた。それをスクーターとしては異例な400ccの大排気量エンジンを搭載し、さらに巨大な650cc(スクーターとしては、発売当時世界最大の排気量であった)というエンジンを載せてビッグスクーター=プレミアム・スクーター(高価格ではあるが、四輪車の十分な代用となり高性能である、といったような複合的要素)という図式を作り上げた。これによりビッグ・スクーターは上記の1980年代のレーサーレプリカと同じように人気となる。
馬力競争にも積極的に参加し、スズキの車種の出力が後の業界自主規制値の発端となった例も多い。例として、二輪車250ccクラスの45馬力(RG250ガンマ)、同400ccクラスの59馬力(GSX-R)、軽自動車の64馬力(アルト ワークス)、欧州のバイクにおけるスピードリミッター装備とスピードメーターの300km/h目盛自粛(ハヤブサ)が挙げられる。
その一方でジムニーやキャリイの各2ストロークエンジンを1980年代中半頃まで使用し続けたり、Keiは登場から11年間程発売され、ジムニーは登場から10年程(3代目は20年程)経過した車種でありながら改良を重ねつつ生産・発売し続けたり、ソリオ(旧・ワゴンR+ → ワゴンRソリオ)は2010年にフルモデルチェンジされるまで11年間も生産・販売し、ワゴンRとスイフトは3代続いてキープコンセプトである(前者は初代から3代目、後者は2代目から現行型となる4代目)など、4輪に関しては保守的な面もある。しかし、初代ワゴンRの「居住性を確保するために背を高くした軽乗用車」というコンセプトは当時は非常に革新的で、軽トールワゴンという新たなジャンルを開拓した。またスズキの四輪車は、日産・セレナのOEM供給車であるランディを除き、全て寒冷地仕様となっている。
日本国内の自動車の販売網は「スズキ店」と、小型車をメインに扱う「スズキアリーナ店」(2000年4月より発足)の2ディーラー体制であり、更にその下に「副代理店」「業販店」というサブディーラーが存在している。副代理店・業販店は、町の自動車整備工場や中古車販売店が大部分を占めている。
日本国内のサブディーラーは各地域ごとの「スズキ自販」会社が統括しており、日本に5万店ある「業販店」の中でも販売実績の多い店を「副代理店」としている。スズキでは、それらサブディーラーの販売比率が7割以上を占めている。各地域ごとの「スズキ自販」会社は、一般顧客向けの販売と同時にサブディーラーへの卸会社としての機能も持っている。
インド市場においては、マルチ・スズキ・インディア主導により、2015年より上級車チャネル「NEXA(ネクサ)」が立ち上げられ、既存のマルチ・スズキディーラーよりも上質感と高級感を訴求し、高価格帯車種を中心に取り扱っている。
他ブランドとの併売店舗の「SBS」(スズキバイクショップ)と、スズキ車専売店舗の「スズキワールド」の2つに分かれている。
また、大阪府の自動車部品商社SPKが一部海外販売車種の逆輸入・販売を行っており、「モトマップ」の名称で全国販売網を統括している。
を参照。
☆印は一社提供。
60秒以上
30秒
※2020年10月からはカラー表記(日本テレビ制作分のみ。一部番組を除く)。
テレビ
ラジオ
2012年、名古屋国税局の税務調査で2011年3月期までの2年間で約12億2千万円の申告漏れを指摘された。スズキはアジアのバイク販売代理店数社に支払った販売促進費を11年3月期に計上したが、国税局は実際に支払った時期より前倒しして計上したことで利益が圧縮され、法人税の支払いが減ったと判断した。
また2016年には 名古屋国税局の税務調査で2015年3月期までの2年間で計約12億円の申告漏れを指摘された。スズキは余ったレース用のオートバイ部品について、仕入れ費用を経費に計上して利益を圧縮し、約3億円の所得を隠していたとされる。
2016年(平成28年)5月三菱自動車の燃費偽装にともなう調査で、スズキもマツダへのOEMを含む26モデル(販売台数214万台)の測定を、国の定める「惰行法」で行っていなかったことが判明した。スズキが走行抵抗データを取得する相良テストコースは海の近くの丘の上にあり、風の影響を受けやすく、データの取得が天候に左右され、試験が困難になるケースがあった。そのためスズキの担当者は車両開発のため風洞試験室で測定した空気抵抗やタイヤの転がり抵抗など、要素ごとの抵抗値を積み上げて車両全体の走行抵抗データとして公式に活用していた。そして国に提出する書類には惰行法で測定した測定日、大気圧、天候、気温などの虚偽情報を記入し、かつデータを正規な方法で取得したように惰行時間を偽装していた。また、本来ならカーライン、エンジン設計部、法規認証部が立ち会いのもとで走行抵抗データを決定しなければならないが、法規認証部は走行抵抗データの取得に関与していなかったという。
これにより鈴木修会長兼CEOはCEO職を辞任し、技術担当の本田副社長も辞任となった。なおこの事件についてTwitterでは、『スズキの不正計測では規定重量の3倍になる180キロの荷物を載せて行っていた模様。社長「車は1人だけでなく家族で乗るものだから実は三人で計測してた」』というツイートが拡散されネットメディアも報道、各所でスズキを賞賛する声が上がったが、実際にはデマであったことが判明している。なお、国土交通省に再提出された正しい測定方法(惰行法)で取得した燃費は、全ての車種で、不正を行っていた時期の届出値より向上した。
問題発覚の際、5月下旬のテレビCMについては一部番組を除きPT扱いに格下げ、6月はテレビCMはすべて自粛し見合わせ(ただし、グループローカル自販を除く)てACジャパンの自己啓発に差し替えられて放送されていたが、7月以降はテレビCMの放映を再開した。
日産自動車やSUBARUの完成車検査や排ガスにおける不正が発覚する中、2018年8月9日にスズキはマツダ・ヤマハ発動機とともに会見を開き、排ガスの抜き取り検査で、有害物質量の測定に失敗しながら、やり直しをせず有効として処理する不正を行っていたと認めた。対象は2012年6月~18年7月に対象12819台の自動車のうち49%に当たる6401台で、うち7割を湖西工場が占めていた。
また9月にはスズキ単独で会見を開き、同検査でデータ書き換えもあったことを認めた。実際に書き換えがあったのは湖西、相良、磐田の3工場で2009年5月~今年7月に検査をして測定データが残っていた自動車1万8733台のうち、全体の14.6%に当たる合計2737台。
一連の不正を受けて2019年4月18日には1回あたりの台数として国内では過去最多となる約202万1500台のリコールを国土交通省に届け出た。この中には三菱自動車工業、日産自動車、マツダの車種も含まれる。
対象車は29車種。