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ダイハツブーンの新車情報
ダイハツブーンの最新情報まとめダイハツ・ブーン
ブーン(BOON)は、ダイハツ工業が日本国内向けに製造・販売するハッチバック型のコンパクトカーである。
初代と2代目は、既存のミラ系、並びにムーヴ系などの軽自動車用を含むAセグメント車用のプラットフォームをベースにトヨタ自動車と共同開発された車種で、企画およびマーケティングはトヨタ主導、設計および開発・生産はダイハツ主導で行われていた。
初代はストーリアの後継車である。トヨタからはパッソ(ダイハツがOEM供給するデュエット後継車)として発売される。これらストーリア/デュエットと異なりブーン/パッソは両社の共同開発のため、バッジエンジニアリングによる姉妹車ではあるがOEM関係にはなかった。従って、車両型式に共通性がなく、製造事業者もブーンはダイハツ工業、パッソはトヨタ自動車であった。
3代目では、パッソは製造事業者がダイハツ工業になりブーンのOEM車種となった(よって、3代目パッソの車両型式はダイハツ流のM700A/M710A型となる)。
エンジンは新開発のダイハツ製1KR-FE型3気筒DOHC12バルブ1.0L・71PS自然吸気エンジンまたはダイハツ製K3-VE型4気筒DOHC16バルブ1.3L・90PS自然吸気エンジンになる。
日本国外向けには主にダイハツブランドで供給され、「ダイハツ・シリオン」(Daihatsu Sirion)(2代目、初代はストーリア)として販売されている。また、マレーシアではプロドゥアが外観などを変えたモデルをプロドゥア・マイヴィ (Perodua Myvi) として生産・販売している。マイヴィはインドネシアにも輸出され、ダイハツ・シリオンとして販売されている。2007年秋から富士重工業へOEM供給され、スバル・ジャスティ(海外専売車、4代目)としてヨーロッパでも発売されている。
なお、香港では日本国外名シリオンで「カスタム」(パッソにおける「レーシー」に相当)を3SZ-VE型4気筒DOHC16バルブ1,500cc自然吸気エンジンで販売している。
特殊なモータースポーツベースグレード、「X4」(クロス・フォー)はK3-VET型4気筒DOHC16バルブ1.3L・140PSターボエンジンをベースとした、KJ-VET型4気筒DOHC16バルブ1.0L (936cc)・133PSターボエンジンを搭載。この中途半端ともいえる排気量はモータースポーツ参戦を見越し、JAF公認競技の1.6L未満のクラスに収まるように調整されたものである。レギュレーション上、過給器付きエンジンは排気量を1.7倍に換算するため、このKJ-VETは1,591ccに相当する。
トランスミッションはX4が5速MTのみで、それ以外は全て4速ATのみである(日本国外向けのシリオンには5MTの設定あり)。
なお、パッソにはX4に相当するモータースポーツベースのグレードは設定されないが、グレード「レーシー」をカスタマイズしたTRD Sports Mがある。
初代モデルは1,300ccモデルのみFIA公認車両となっており、X4はWRCのラリージャパンなどの国際イベントには参戦できなかった。また車両型式M301Sで公認取得しているため、パッソでの参戦も不可となっている(パッソは型式が#C10型であるため、JAF登録車両でもない)。
初のフルモデルチェンジ。今回もトヨタ自動車と共同で開発し、「素」の美しさを極めたシンプルなデザインと使い勝手を追求しつつ、価格を抑えたクルマに仕上がった。月間販売目標は800台と発表されている。
安定感のあるアンダーボディに、タマゴをイメージしたアッパーボディを傾斜して載せたスタイリングとし、シンプルで上質感のあるデザインとなった。サイズは全長が僅かに拡大されたが、狭い道路でのすれ違いを気にするユーザーに考慮し、全幅は先代と同じ寸法に据え置き、ボディカラーには新たに3色を追加した。内装も水平基調ですっきりとしたインパネと丸や四角をモチーフとした操作部品を採用。また、「CL Limited」と「CX」にはフロントベンチシートを採用。直線基調に丸みを持たせた端部を組み合わせたことで、リビングソファのような座り心地を実現した。
なお、2代目ブーンでは、初代ブーンで設定された「カスタム」系(初代パッソは「Racy」系および「TRD Sports M」)および「X4」系や2代目パッソで新たに追加された「+Hana(プラス ハナ)」に相当するグレードは設定されていないため、内装はベージュ系(パッソで言う「キナリ」)のみとなる。また、ボディカラーもパッソのような「アカリマイカ」や「キナコメタリック」・「ユキ」などといった遊び心ある名称から、初代を踏襲した表現に変更されている。カラーコード(色番号)自体は同じで、パッソ標準仕様と同一ラインナップとなる。
エンジンは1.0Lは従来どおり1KR-FE型を搭載するが、1.3LはDual DVVTや外部EGRを搭載し、軽快な動力性能と優れた燃費性能を両立した1NR-FE型に置き換えられた。
トランスミッションは全グレードがCVTに変更された。1.0L車はダイハツ軽自動車用を改良した、独自のインプットリダクション式3軸ギアトレーン構造を採用した新開発のCVTを、1.3L車はパワーロスが少ない1.3L用のCVTがそれぞれ搭載され、燃費を向上。特に1.0L・2WD車は「平成22年度燃費基準+25%」と「平成27年度燃費基準」を同時に達成。1.3L車も「平成22年度燃費基準+15%」を達成。
また、同年末までの初代と合算しての新車登録台数は累計5万2151台となった。
3代目では、全長や全幅は2代目から据え置かれたものの、ホイールベースを50mm拡大するとともに、リアシートを後方配置するなどによって前後乗員間距離を拡大。また、トレッドが拡大され、前輪の切れ角を最適化したことで最小回転半径は4.6mとした。
ボディ構造も刷新し、サイドアウターパネルを全面厚板ハイテン化し、構造断点を低減して骨格全体で力を受け止める構造とすることで、衝突安全性を保ちながらも軽量化された軽量高剛性ボディ(プラットフォーム)「Dモノコック」を採用。サスペンションについても剛性向上とチューニングの最適化を施した「Dサスペンション」を新たに採用した。
外観はフードを高くして水平基調の造形とし、低重心に構えた八の字型の台形シルエットのデザインとなり、内装は水平基調のロングトレイにサイドレジスターリングを両サイドに配置。シートカラーは明るめのグレートーンに変更した。また、初代以来の上級モデルとして追加された「CILQ(シルク、パッソは「MODA(モーダ)」)」は専用デザインが与えられており、外観はピラーをブラックアウト化、バンパーガーニッシュとリフレクターにシルバー加飾を施し、ヘッドランプの形状を変えるとともに、クリアランスランプを備えた「Bi-Angle LEDヘッドランプ」(パッソ「MODA」は「Bi-Beam LEDヘッドランプ」)を採用。内装は黒基調にグレージュとマゼンタをアクセントカラーとして配し、シートカラーは黒とマゼンタの配色とし、更にタコメーターを標準装備(この件に関してはパッソ「MODA」も同様。「X」系グレードは全車非装備)とした。
ちなみに、リアのナンバープレートの位置が初代・2代目のバンパー上から(トヨタ・パッソを含めて)バックドア上へ移設された。
エンジンは初代・2代目同様に1.0Lの1KR-FE型が採用されているが、吸気ポートをデュアルポート化、インジェクターをデュアル化、圧縮比を11.5から12.5に高圧縮化、EGRバルブの応答性向上により、高タンブル化や吸気効率・燃焼効率の向上を行った改良型となった。また、2代目では2WD車のみの搭載だった「eco IDLE」を4WD車にも標準装備したことで、JC08モード燃費が2WD車は28.0 km/L、4WD車は24.4 km/Lにそれぞれ向上し、4WD車は平成32年度燃費基準を達成した(2WD車は2015年4月以降の後期型同様に平成32年度燃費基準+10%を達成する)。
安全装備も強化され、軽自動車の一部車種に採用されている「スマートアシストII(以下、スマアシII)」を小型車で初採用(パッソにも同じ名称で採用している。ダイハツからのOEMでありダイハツのシステムを搭載しているため「Toyota Safety Sense C」ではない)したほか、ヒルホールドシステム、エマージェンシーストップシグナルも装備し、シートベルトリマインダーは全席分装備している。2018年10月のマイナーチェンジで小型車では初導入となる「スマートアシストIII(以下、スマアシIII)」へ改良された。
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