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ダイハツアプローズの新車情報
ダイハツアプローズの最新情報まとめダイハツ・アプローズ
アプローズ(Applause)は、ダイハツ工業が生産・販売していた小型5ドアセダン。ダイハツ・シャルマンの後継車種および同社のフラグシップモデルとして登場し、2000年3月まで生産が行われ、同年5月まで販売が行われた。
1989年のジュネーヴショーにMS-X90の名で参考出品されたのち発売開始。
それまで同車のクラスは業務提携先(当時)であるトヨタ自動車(以下トヨタ)と競合するため2代目/4代目、およびE2・E70カローラ用のプラットフォームを流用したシャルマンでまかなわれていたが、バブル景気の最中で自動車販売が好調な時期であったことから、業務提携先のトヨタより独自開発の許可を得ることに成功している。
ボディは一見してオーソドックスな4ドアのノッチバックセダンに見えるが、トランクとリアゲートが持ち上がるハッチバック構造(スーパーリッド)を持ったノッチバック型5ドアセダンである。なお、この『スーパーリッド』のコンセプトはアプローズの登場以前の車種ではクライスラーの『ダッジ・シャドウ』やフィアットの『クロマ』や『プジョー』の『プジョー・309』、国産ではトヨタの『スプリンターシエロ』(欧州名:カローラ5ドア。シリーズ通算6代目)および『コロナSF』(欧州名:カリーナE5ドア。シリーズ通算9代目)のほか、日産の『オースターユーロハッチ』(欧州名:ブルーバード5ドア)、三菱自工の3代目『ランサー』および4代目『エテルナ』(欧州名:ギャラン5ドア)などに見られ、アプローズの登場以降の車種では日産の初代/2代目『プリメーラ』(5ドア)や富士重工業(現・SUBARU)の『スバル・テュット』(初代スバル・ジャスティの台湾仕様)、シトロエンの『エグザンティア』や『クサラ』(5ドアのみ)、シュコダの『オクタビア』、ヒュンダイの初代/2代目『アクセント』及び3代目『エラントラ』、更に21世紀以降に登場した車種では2代目までのマツダの『アテンザスポーツ』、トヨタの4代目『プリウス』、三菱の『ギャランスポーツ』(欧州名:ギャランハッチバック)、『カリスマ』(ただし日本市場は4ドアセダンのみ発売)、『ギャランフォルティススポーツバック(7代目ランサーハッチバック)』などにも見られた。
ダイハツとしては少ない車種で多くの顧客を取り込もうとした努力の賜であったが、発売直後に燃料タンクの技術的問題に起因する事故・トラブルが続出してリコール騒動に発展したことが販売面において悪影響を及ぼすこととなった(後述参照)。
ダイハツの数少ない登録車系セダンモデルであったことから、マイナーチェンジを繰り返しつつ生産が続けられたが、2000年5月にシャレードと共に国内での販売が中止された。
ちなみにノッチバックセダン風のハッチバック車であるボルボ・440、フィアット・クロマ及びアプローズをステーションワゴンに改造するキットを製造したドイツ企業があった。ベルギーでは輸入業者自らこのキットによる改造を施し、アプローズ・ブレークとして1991年から1992年に自社の正規商品に加えていた。
最初にATとオルタネーターの不具合が見つかり、この2件のリコールを運輸省(当時)へ届け出た。しかし、届け出た10月27日がたまたま第28回東京モーターショー(1989年開催)の一般公開日初日であったことから、モーターショーの主催者である自動車工業振興会会長が、リコール対象車種となったことを理由に出品自粛を要請するようなコメントをし、そのことが新聞等でも報じられた。また、燃料タンクの空気抜きの設計にミスがあったため、給油中や、タンク内の圧力が外気圧より高くなっている状態で給油口のキャップを開けた場合、逆流したガソリンが給油口から噴出する恐れがあった。
同年11月には、噴出したガソリンに何らかの火が引火しガソリンスタンドの従業員が火傷を負うという事故が発生、さらに走行中に出火し車が全焼するという事故も発生した。翌12月には燃料タンクと他に見つかったブレーキ系統の不具合を合わせてリコールを届け出たが、届出内容にある出火事故に着目した朝日新聞がこれをセンセーショナルに報じた(「これは『喝采』ではなく『火災』だ」と報道された)ことが、アプローズの販売にとって致命的な打撃となった。
しかし、前述のとおりダイハツにとっては唯一のセダン系登録車だったため、車輌火災事故後も改良およびマイナーチェンジを繰り返して、10年間生産されていた。そして、同社は平成12年にセダン系乗用車の生産から撤退した。
エンジンはHD型1589cc直列4気筒SOHCエンジン。EFI仕様と電子制御キャブレター仕様があり、最高出力は前者が120馬力、後者は97馬力。1997年9月のマイナーチェンジ時にデスビレス化などの改良を受ける。(最高出力は変わらず)
駆動方式はFFとビスカスLSD付センターデフ方式フルタイム4WDの2タイプ。
トランスミッションは5速MTと4速ATの2タイプ。ただし4WDはAT未設定。
アプローズ(Applause)は、英語で「拍手喝采」の意味。モデル途中に登場したサブネームの「θ」は数価で「9」を意味し、90年代にひっかけている。
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