シトロエン新型C42.0の評判・スペック

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シトロエン C4 2.0

C4のフロント外観(05年(H17)6月、新型時の2.0 エクスクルーシブのフロント)

C4のリア外観(05年(H17)6月、新型時の2.0 エクスクルーシブのリア)

C4の内装・インパネ(05年(H17)6月、新型時の2.0 エクスクルーシブのリア)

メーカー シトロエン
車種 C4
グレード 2.0
販売期間 2008年01月から 2009年01月
価格 2,840,000円
エンジン エンジン: 直列4気筒DOHC
排気量: 1997cc
型式: ABA-B5RFJ
馬力: 143ps
トルク: 200(20.8)/4000
ミッション: 4AT バッテリー:
タイヤ 前輪: 205/55R16
後輪: 205/55R16
ホイールサイズ: /
駆動: FF
最小回転: -m
タイヤサイズ
燃費 燃費(JC08): -
燃費(10•15): -km/L
燃料: ハイオク
実燃費: 6.79から 13.42
ボディサイズ 高さ: 1480 車幅: 1775 全長: 4260
乗車定員 5人
評価・レビュー 外観: 4.67点
内観: 4.33点
スペック: 4点
エンジン: 4.67点
乗り心地: 4.33点
燃費: 4点
価格: 4.33点
中古車 1台
買取価格相場
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シトロエンC4とは

シトロエンが製造したコンパクトカー、「C4」は、2004年に初代モデルが発売されました。その後、さまざまな改良を加えながら現在も生産が続けられています。C4は、お手頃な価格で幅広いラインナップが揃っており、シトロエンのスタイリッシュなデザインと快適な走行性能が特徴です。 C4の価格は、グレードや仕様によって異なりますが、一般的にはコンパクトカーとしてはリーズナブルな価格帯に位置しています。運転のしやすさや快適性を重視したエントリーモデルから、よりスポーティーでパワフルなグレードまで幅広いニーズに応えるラインナップが揃っています。 C4の搭載されるエンジンは、排気量によって異なりますが、一般的に1.2リットルから1.6リットル程度のエンジンが使われています。燃費面でも優れており、エコモードや低燃費運転に対応しているため、燃料効率の良さが魅力の一つです。 馬力に関しても、C4はおおよそ100馬力から150馬力程度のエンジンパワーを持っており、市街地から高速道路まで幅広い環境でスムーズな走行が可能です。また、タイヤサイズは車種やグレードによって異なりますが、一般的には15インチから17インチのサイズが採用されています。 C4の特徴の一つは、シトロエン独自の快適な乗り心地です。快適性を追求したサスペンション設計や静粛性の高い車内環境は、長時間のドライブでも疲れにくく、乗り心地の良さを実感できます。さらに、スタイリッシュな外観デザインや使い勝手の良いインテリアも魅力の一つです。 C4の人気の秘密は、そのバランスの良い性能と使い勝手の良さにあります。コンパクトなボディサイズでありながら広々とした室内空間や豊富な装備、安全性能にも配慮されており、幅広いユーザーに支持されています。また、シトロエンブランドのイメージも相まって、安心感や信頼性が高く評価されています。 C4の歴史は、初代モデルの登場から継続的な改良を経て、現代の洗練されたデザインや先進的なテクノロジーを取り入れながら進化を続けています。革新的なアイデアやユニークなデザインコンセプトが融合したC4は、常に最新のトレンドにマッチした魅力的なコンパクトカーとして、多くのファンから支持されています。 (文末)C4は、シトロエンの卓越した技術とデザイン力が詰まったコンパクトカーであり、快適性、走行性能、使い勝手などさまざまな面でバランスが取れているため、幅広いユーザーに愛される魅力的な車種と言えます。

より詳しいスペックやオプションの情報を見ることができます。

詳細項目 スペック
型式ABA-B5RFJ
最小回転半径-m
駆動方式FF
全長×全幅×全高4.26m×1.78m×1.48m
ドア数5
ホイールベース2.61m
ミッション4AT
前トレッド/後トレッド1.51m/1.51m
AI-SHIFT-
室内(全長×全幅×全高)1.84m×1.48m×1.2m
4WS-
車両重量1350kg
シート列数2
最大積載量-kg
乗車定員5名
車両総重量-kg
ミッション位置フロア
最低地上高0.16m
マニュアルモード◯
標準色グリアルミニウムメタリック、ルージュルシフェールパール、ブルーオリエンタルパール、グリフェールパール、サーブルドラングリュヌパール、グリアイスランドメタリック、ノアールオブシディアンパール、ベールノルマンディメタリック
オプション色-
掲載コメント-
エンジン型式RFJ
環境対策エンジン-
種類直列4気筒DOHC
使用燃料ハイオク
過給器-
燃料タンク容量60リットル
可変気筒装置-
燃費(10.15モード)-km/L
総排気量1997cc
燃費(WLTCモード) -
燃費基準達成-
最高出力143ps
最大トルク/回転数n・m(kg・m)/rpm200(20.8)/4000
福祉車両-
大型ガラスルーフ△
片側電動スライドドア-
サンルーフ-
両側電動スライドドア-
ルーフレール-
ドアイージークローザー-
Tバールーフ-
電動バックドア-
ルーフ系装備-
ディスチャージドランプ-
タルガトップ-
フロントフォグランプ◯
ハードトップ-
リアフォグランプ◯
ソフトトップ-
ヘッドライトウォッシャー-
キャンバストップ-
フロントスポイラー-
メタルトップ-
リアスポイラー-
マグネシウムホイール-
ローダウン-
アルミホイール◯
UVカットガラス-
片側スライドドア-
プライバシーガラス-
両側スライドドア-
寒冷地仕様-
ステアリング位置右
ステアリングステアリングギア方式パワーアシスト付ラック&ピニオン式
ステアリングパワーステアリング◯
ステアリングVGS/VGRS-
サスペンション形式前ストラット式
サスペンション形式後カップルドビーム
高性能サスペンション-
タイヤサイズ前205/55R16
タイヤサイズ後205/55R16
ブレーキ形式前Vディスク式
ブレーキ形式後ディスク式
ソナー◯
駐車支援システム-
センターデフロック◯
横滑り防止装置-
トラクションコントロール◯
フロントカメラ-
LSD(リミテッドスリップデフ)◯
サイドカメラ◯
ダウンヒルアシストコントロール-
バックカメラ◯
AYC(アクティブ・ヨー・コントロール)-
頸部衝撃緩和ヘッドレスト-
SH-4WD-
ABS-
ISOFIX対応チャイルドシート固定バー-
ブレーキアシスト-
ビルドインチャイルド-
アイドリングストップシステム-
バケットシートEBD付きABS(◯)
ランフラットタイヤ◯
後退時連動式ドアミラー◯
エアサスペンション-
レインセンサー-
ブレーキ系装備-
インテリジェントAFS-
衝突軽減装置△
盗難防止装置-
ナイトビジョン◯
セキュリティアラーム-
レーンアシスト-
ロードサービス-
車間距離自動制御システム◯
パワーウィンドウ-
オットマン機構-
フルフラットシート-
チップアップシート-
本革シート
電動サードシート◯
フロントベンチシート-
床下ラゲージボックス-
シートリフター-
エンジンスタートボタン-
シートポジションメモリー機能分割可倒
キーレスエントリー-
運転席パワーシート-
ETC△
フロント両席パワーシート-

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シトロエン C4の知っておきたい情報

シトロエンとは?
C4とは?

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シトロエンC4の新車情報

シトロエンC4の最新情報まとめ

シトロエン・C4

シトロエン・C4

C4は、フランスの自動車メーカーシトロエンが製造する中型乗用車で、欧州規格のボディサイズはCセグメントである。

2004年9月のパリモーターショーで公開、同年11月発売。クサラの後継車として開発され、PSAグループのプジョー・307とはプラットフォームやエンジンなどの基本コンポーネントを共有している。

フロントグリルはダブルシェブロン(やまば歯車)をデザインモチーフとしている。先代のクサラや先々代のZXに比較するとシトロエン「らしさ」が見られるが、全体の構成としては一般的な機構を用いており、かつてのシトロエン車のような独善的なまでの特異さは薄れている。環境性能の高いクリーンディーゼル (HDi) エンジンもラインナップされ、車線逸脱防止装置などの先進装備もオプションで用意されている。

シトロエンは独創的なデザインや装備で知られているが、このC4では「センターフィックスステアリング」を採用している。センターパッドとリム (外周) 部分が一体構造となっている一般的なステアリングではなく別体構造でセンターパッドは回転しない。これにより、センターパッドに配置されているクルーズコントロールやオーディオスイッチが操作しやすく、衝突時にはエアバッグの理想的な展開を可能とするが、センターパッドが回転しないためハンドル操作には視覚的な慣れを必要とする。スピードメーターはデジタル表示で透過式のセンターメーターを採用。タコメーターもデジタル表示だがセンターメーターではなく、ステアリングコラム上に設置されている。

上級グレードに装備される「ディレクショナルヘッドライト」は、ヘッドライトの光軸をステアリングと連動させて旋回方向の視界を確保するというもので、かつての上級車種DSやSMを想起させる装備となっている。室内の芳香として「フレグランスエアフレッシュナー」を標準で装備する。専用のフレグランスをセンターベンチレーターの横に挿入するとほのかに香る。専用芳香剤には「バンブー」「スイートラベンダー」「ロータス」など九種類がある。

サスペンションはC5以上とは対照的に、シトロエンの代名詞とも言えるハイドロニューマチックや発展型システムではなく、フロントにマクファーソンストラット、リアはトーションビームの一種であるカップルドビーム。

日本市場には2005年6月、当時のシトロエン・ジャポンから発売された。グレードは5ドアハッチバックのサルーン (Cd値:0.29) に「1.6」「2.0エクスクルーシブ」の2種、クーペ (Cd値:0.28) は「1.6VTR」「2.0VTS」の2種類で、エクスクルーシブには17インチアルミホイール、エクセーヌ内装、電動格納式ミラー、ディレクショナルキセノンヘッドライトや前後パークアシスタンス、ASR (アンチスケーティングレギュレーション) 、ESP等が装備されていた。11月に「2.0」、2008年5月には「1.6EX」が追加され、いずれもディレクショナルヘッドライトや前後パーキングアシスタンス、ASR、ESPが標準装備された。

スペシャルモデルは、2006年2月「プレステージ・リミテッド・エディション」(2006年RJCカー・オブ・ザ・イヤーIMPORT賞の受賞記念車/HDDナビ、パノラミックガラスルーフ、レザーパッケージを追加装備) 、2007年3月、30台限定「セ・シック (C-Chic) 」(2.0エクスクルーシブにレザーパッケージとパノラミック・サンルーフを装備) 、2007年11月、32台限定「C4 by LOEB」(WRCドライバーズタイトル獲得記念限定車) 、2008年1月、限定60台「1.6EXリミテッドG」(サルーン「1.6」をベースにディレクショナルキセノンヘッドライト、前後パークアシスタンス、ASR、ESP、16インチアルミホイール、パノラミックガラスルーフを追加) が販売された。この内「1.6EXリミテッドG」は同年6月に正規モデル「1.6EX」へ昇格した。

トランスミッションはサルーンが4速ATのみ、クーペは「1.6VTR」は4速AT、「2.0VTS」は5速MT。なお「2.0VTS」のエンジンはサルーン2.0のRFJ型をパワーアップしたRFK型を搭載している。2008年に2.0VTSは販売終了、1.6の一車種に絞られた。

2008年7月に発表され、同年8月のモスクワ・モーターショーで公開された。主な変更点はフロント周辺のデザイン刷新 (全長が15mm延長)、メーターレイアウト変更 (ステアリングホイール前の小メーター廃止) 、ガソリンエンジンのプジョー・308と同じく、ドイツ・BMW社との共同開発による新ユニットへの換装、ディーゼルエンジンの出力アップ等である。ガソリン1.6LモデルがVTi120、2LはTHP150、ディーゼルは名称の頭にHDiが付く。日本では2009年2月26日に発売。サルーンが従来の「1.6EX」とほぼ同等の装備を持つ「1.6」(120PS) 、「1.6Tエクスクルーシブ」(ターボ付140PS) 、クーペは「1.6VTR」(120PS) が受注生産扱いとなった。

電動格納式ミラーがエクスクルーシブ以外でも標準装備となり、従来は全車種にオプションだったパノラミックガラスルーフも「1.6」(10万円高のオプション設定) 以外には標準装備となった。また、2008年春以降設定されていなかった「レザーパッケージ」(シートヒーター付きレザーシートと革張のフロントセンターアームレスト、サルーンにはメモリー付パワーシートも含まれる / セダン23万円・クーペ19万円のオプション) の設定が復活した。ボディカラーも入れ替えられ、日本仕様車ではサルーンが7色に対し、クーペは4色となった。
2010年6月に発表。基本コンポーネントを従来型から受け継ぎつつ全幅は15mm拡大したが、最小回転半径は5.7m→5.3mへと改善された。3ドアの「クーペ」はスペシャリティの新シリーズDSの「DS4」に移行したため、ボディタイプは5ドアハッチバックのみとなった。

先代5ドアハッチバックの特徴だったAピラーからCピラーまでを滑らかに続いていた丸型のルーフラインは、水平に近いまま後方へと延びるルーフラインに変更され、ユニークだった「センターフィックスステアリング」「透過式センターメーター」などはごく一般的な造形に変更されたが質感の向上は図られている。

エンジンはガソリン3種、ディーゼル3種の計6種類。ディーゼルの最上級モデルはアイドリングストップシステムを装備する。

日本市場には2011年7月1日から、1.6L直列4気筒に4速ATの「C4 セダクション」と1.6L直列4気筒ツインスクロールターボに6速EGS (エレクトリックギアボックスシステム / 2ペダルMT) の「C4 エクスクルーシブ」の2モデルが導入されたが、2013年5月28日にはセダクションがラインナップから落ち、ガラスルーフを廃止してタイヤを17インチとした上で、価格を33万円引き下げたエクスクルーシブのみとなった。

2015年8月にマイナーチェンジを受け、「C4 セダクション」と「C4 セダクション アップグレードパッケージ」の2モデルとなった。エンジンは1.2L直列4気筒ツインスクロールターボ「Pure Tech」に換装され、ヘッドライトにはLEDが組み込まれた。
2016年7月12日から、1.6L直列4気筒クリーンディーゼルの「C4 フィール BlueHDi」が追加され、1.2L直列3気筒低圧ターボの「C4 フィール」と「C4 セダクション アップグレードパッケージ」のラインナップとなった。

2007年に「クサラ WRC」の後継マシンとして、クーペVTSをベースとする「C4 WRC」がシトロエン・トタル・ワールドラリーチームからデビュー。

ドライバーはセバスチャン・ローブとダニ・ソルド。2007年開幕戦のモンテカルロ・ラリーでデビューウィンを飾り、ローブはC4で2007年~2010年と4年連続のドライバーズチャンピオンを獲得している。1973年に始まったWRC 世界ラリー選手権において2019年現在最も優勝数を勝ち取った車がシトロエンC4WRCである。

なお、参戦マシンは2011年より新型の「DS3 WRC」へ変更された。



シトロエン

シトロエン

シトロエン ()は、フランスの大手自動車メーカー。現在はPSA・プジョーシトロエン・グループの一企業である。

いち早い前輪駆動方式の採用や、窒素ガスを気体ばねに用いて高圧油圧制御する独自のサスペンション機構「ハイドロニューマチック」の開発をしていたことで知られる。

第一次世界大戦終結直後の1919年、ダブルヘリカルギア(やまば歯車)の製造と大砲用の砲弾製造で財を成したアンドレ・シトロエン(André Citroën)が、ヨーロッパにおける自動車の大衆化を目指し、フランス版フォードとなるべく設立した企業である。フランスの自動車メーカーの中では後発組といえる存在であった。最初の工場は軍需工場を転用したパリのセーヌ川・ジャヴェル河岸の工場で、現在その場所は「アンドレ・シトロエン公園」になっている。

エンブレムは「ヘ」状の2つのクサビ形を重ねたもので「ドゥブル・シュヴロン (double chevron)」または「ダブルヘリカルギア」と呼ばれる。これはアンドレ・シトロエンが経営者としてスタートするきっかけになった歯車「シェブロン・ギア(やまば歯車)」の歯形をモチーフにしたものである。

流れ作業方式による小型車・中型車の大量生産で成功を収め急成長したが、やがてアンドレのワンマン経営による過剰投資がたたり、1934年に経営危機に陥り、この際タイヤメーカーのミシュランの系列会社となり、同社の市販車は工場出荷タイヤにミシュラン製タイヤを指定、装着している。

第二次世界大戦後も先鋭的な自動車開発で世界的に注目される存在であり続け、1960年代にはイタリアのフィアットやマセラティなどとも提携するが、1970年代には再び経営困難な状況となり、結局1976年からは同じフランスの競合自動車会社プジョーに主導されるかたちで、企業グループPSA・プジョーシトロエンの傘下となっている。それに伴いプラットフォームやエンジンをプジョー車と共通化するようになった。

21世紀初めの現在でもプジョー車とのコンポーネンツ共用の基本方針は変わっておらず、また一時期のような独善的なまでの個性は抑えられるようになってきてはいるものの、依然として系列メーカーであるプジョーとは異なった個性を持つブランドとして存続し続けている。

伝統として、フランス大統領の就任パレードに使用するオープンカーの提供を続けている。その車両は既存の車体を利用したワンオフモデルである。

新しい技術をいち早く採用することで知られ、それは「10年進んだ車を20年間作り続ける」と形容された。

創業にあたり、ジュール・サロモンの設計で1919年に発売されたタイプAは最初の生産車であると共に、ヨーロッパで最初の大量生産方式によって製造された自動車であった。1922年に発売された2人乗り5馬力C型車()、通称5CVは543キログラムの軽量ながら856ccのエンジンと3段切り替えギアボックスを搭載。最高時速は60キロメートル。価格は3900フラン。レモンイエローの車体と黒いホイールという塗装の組み合わせと完璧なプロポーション、それに運転性のよさが世界の小型車の歴史に新しい時代を画することになった。また、運転のしやすい5CVの登場によって、フランスでは初めて女性に開放されたといわれる。1925年に発表されたB12はヨーロッパで最初のオール鋼製ボディを持った大量生産車である。また、現代では当然となった4輪ブレーキもこの時に導入した。1932年にはモノピースという溶接による一体ボディ構造の8/10/15を発表する。このように、1930年代前半までは、アメリカ合衆国で実用化された進歩的自動車技術をいち早く咀嚼してヨーロッパに導入するという姿勢が顕著なメーカーであった。

そのベクトルを転じ、強烈な独自性を発揮するようになったのは1933年にヴォワザン社出身の技術者アンドレ・ルフェーブルが入社してからである。一大転機となったのは彼の主導による設計の「7CV」・通称「トラクシオン・アバン」が開発されたことによる。前輪駆動(FF)やモノコック・ボディ、トーションバー・スプリングなどを、いち早く採用し、1934年に発表されると大きな反響を呼び、同社の「先進性」を市場に印象づけた最初の車となった。しかし同車の短期開発と新工場建設により、会社の経営破綻とアンドレ・シトロエンの経営撤退を招いた。

1955年には、金属スプリングの代わりに気体ばねと高圧オイルを用いる独創的なハイドロニューマチック・サスペンションを装備した、 DS を発表。車高調整とダンパーに使われたオイルは、サスペンションだけに留まらずパワーステアリングやブレーキ、ペダルレスでのクラッチコントロールや遠隔操作でのギヤチェンジにも使われた。この「10年進んだ車」は、果たしてその後「20年間作り続け」られた。

他にも「走る物置」「フランスの民具」とまでいわれ、40年以上も生産されたユニークな経済車「2CV」をはじめ、ユニークで独創性に満ちた自動車を多数開発し、世に問うてきた。

創業者のアンドレ・シトロエンは万事派手好きで、広告戦略にも意を砕いたことで知られる。1925年から1936年までの11年間エッフェル塔は「CITROËN」の文字で飾られた(「翼よ、あれがパリの灯だ!」で知られるチャールズ・リンドバーグの大西洋単独無着陸飛行も、この期間の中に入る)。この電飾文字は40km離れた場所からも視認でき、当時のエッフェル塔の代名詞でもあったという。また、飛行機でパリ上空に「Citroën」と描いたこともあった。

ニューモデルを発表すると、同時に生産車の精巧なミニチュアカーを作り販売したが、これは将来の顧客である子どもへのアピールであった。当時の同社の威勢は頂点を極めており、「赤ん坊が最初に覚える言葉はパパ、ママ、そしてシトロエンだ」と豪語するほどであった。

広告においては戦後もセンス溢れる活動を展開し、1965年ルーブル美術館主催のアート展が開かれるなど、芸術的にも評価を受けている。

長きに渡り西武自動車販売が行なっていたが、1980年代後半、シトロエン本社が日本のメーカー各社に持ちかけた販売提携に手を挙げたマツダを加え、三社によって設立されたシトロエン・ジャポン(第1次)が1989〜1998年頃まで販売を行っていた(バブル崩壊により頓挫)。

2001年より第2次のシトロエン・ジャポンが本社100%出資で立ち上がり、2008年4月にプジョー・ジャポンと統合、プジョー・シトロエン・ジャポンとなった。同社は2020年2月1日に、Groupe PSA Japanと社名変更している。

※は2020年10月現在、日本市場に導入されているモデル。

2015年にシトロエンから独立して単独のブランドとなった。詳細はDSオートモビルズを参照。
(1948年以降発表モデル)

(1947年以前発表モデル)
レース部門のシトロエン・レーシングの活動は伝統的にラリー系を中心として行われ、参戦した全てのビッグカテゴリでチャンピオンを獲得した経歴を持つ。1989〜2000年までは『シトロエン・スポール』を名乗っていた。

1950年代からDSや2CVでラリーに参加し、ラリー・モンテカルロやツール・ド・コルスで勝利を挙げた。世界ラリー選手権 (WRC)には1986年のグループB時代に参戦した後一時活動を休止していたが、1998年にF2キットカーのクサラで復帰。二輪駆動車でありながら、ワールドラリーカー(WRカー)勢を破って二度総合優勝を飾っている。2001年にはWRカーを開発し、WRCクラスへの参戦を再開。フランス人の天才セバスチャン・ローブを擁して2004年から2012年までドライバーズタイトル9連覇を達成した。マニュファクチャラータイトルも同期間中2006・2007年を除いた全てで獲得している。しかしローブの離脱以降は勢いを失い、2019年を持って撤退。シトロエンの歴代WRC勝利数102回は全メーカー中トップである(うち79勝はローブによる)。

下位クラスでは、JWRCでもマルチメイク時代の勝利数・タイトル数はスズキを凌いで1位である。ワンメイク化後も2013年から2016年までDS3 R3Tがワンメイク車両に指定されていた。またWRC2/WRC3でも、プライベーター向けにグループR仕様のマシンを販売しており、WRCから撤退したあとの2020年以降も、PHスポーツを支援する形でWRC2/WRC3へのセミワークス参戦は続けられている。

1990年代にはパリ・ダカール・ラリーを中心とするラリーレイドにもZXで参戦し、1991年にアリ・バタネンが総合優勝を果たす。さらに1994年 - 1996年にはピエール・ラルティーグが総合3連覇を達成するなど、同一グループのプジョーとともに三菱自動車(ラリーアート)にとって最強のライバルとして立ちはだかった。

2014年からはローブと共に世界ツーリングカー選手権(WTCC)にワークス参戦を開始。サーキットレースの世界選手権にエントリーするのはこれが初めてとなった。マシンは新興国向けセダンのC-エリーゼ。デビュー年からホンダを圧倒する速さを見せ、2014年から2016年までドライバー(ホセ・マリア・ロペス)とマニュファクチャラーズタイトル双方で3連覇を達成。特に2015年はフィーチャーレースは全勝、リバースグリッドの第2レースも他チームに3勝しか許さない完勝といえる内容であった。しかしWRCに集中するために2016年いっぱいで撤退した。

また2014年からはWTCCと同時に世界ラリークロス選手権にもペター・ソルベルグをワークス支援する形で参戦し、初年度と翌2015年にドライバーズタイトル2連覇を果たした。その後はWTCC同様、プジョーにあとを託す形で撤退している。

同一グループのプジョーとも古くからWRCやダカールなど同一カテゴリで争ってきたが、PSA全体の経営が年を追うごとに苦しくなっているため、2006年のWRC休止以降は同一カテゴリでバッティングさせることは減った。また2014年にPSAのCEOに就任したカルロス・タバレスにより、シトロエン・レーシングの本拠地であるサトリーにプジョー・スポールとDSのモータースポーツ部門が移管され、財政面での統合がされている。
シトロエン RE-2 - 同社によって開発された軽量ヘリコプター