全日本ラリーで活躍するヴィッツの秘密、スポーツCVTってなんだ?!
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ラリーというモータースポーツをご存知でしょうか。トヨタがヤリス(日本名:ヴィッツ)で参加している世界ラリー選手権(WRC)は何となく見たことがあるかもしれませんが、全日本ラリーのような国内選手権についてはまったく情報がないという人も少なくないことでしょう。ここで紹介するのは、そんな全日本ラリーのJN6という主に1.5L以下のAT車で競われているクラスで、2戦連続で2位となっている競争力のあるマシンです。ATなのにモータースポーツ? と不思議に思うかもしれませんが、ATだからこそ楽しめるモータースポーツの世界を探ってみることにしましょう。文・山本晋也
最近の統計によれば、世界のオートマチック・トランスミッション市場において、2022年までにDCT(デュアルクラッチトランスミッション)が2割のシェアを占めるだろう、と言われています。ところが現状では地域差があり、欧州や中国ではDCTが多いものの、米国や日本ではCVTや従来型多段式ATが主流となっています。その原因は何でしょうか?
詳細を見る日本ではCVTが独自の進化を遂げている、とよく言われます。実際のところ、日本においてCVTはどのように進化してきたのでしょうか?搭載車種とともに紹介したいと思います。
詳細を見るホンダS660にはMTとCVTが用意されました。3ペダルの楽しさと、CVTのイージーさ、しかし実際の違いはそれだけではないようです。どちらを選んだらいいのか、ちょっと、悩んでみましょう。
詳細を見る出典:GATAG車のミッションは大きく分けると2種類あります。マニュアルミッションとオートマチックミッションです。 今回は、オートマチックトランスミッションについて考えてみます。このオートマチックトランスミッションにも種類がありましてトルクコンバーター式(AT)、プーリーとベルトで構成されている(CVT)に分かれます。さて、どっちのミッションがいいのだろうか?車を買うとき迷った事ありませんか?ATの特徴トルクコンバーターがあるAT(オートマチック・トランスミッション)は、MT(マニュアル・トランスミッション)の変速操作をコンピュター制御で機械が自動的に行なっているのが特徴です。CVTの特徴CVTは、金属製のベルトと可動式のプーリ(滑車)を使って段階的に制御を行なうことで変速時の振動が一切無いのが特徴です。これを「無断変速」などとも言います。運転状況に応じてエンジンの動力を無断階で最適にコントロールできるために駆動ロスが減り燃費が良くなります。燃費重視の最近の乗用車ではCVTが数多く使われています。全部CVTにしてしまえばいいのに!と思いませんか?全ての車をCVTにできない理由大排気量エンジンが発する大きな出力に耐えうるCVTが開発されていないこと(ベルトが滑ってしまう)がひとつの理由です。一応某メーカーではこうした大きな出力に耐えうる特殊なCVTを開発したのですが、コスト面や性能面でATに及ばないという理由で現在では通常のATを採用しているようです。もう一つ大事な理由があって、CVTの構造でプーリーと金属ベルトの摩擦で駆動力を伝えていて高速道路での高速走行になるとこの摩擦が抵抗となってしまい燃費が墜ちてしまうことです。 さて、そろそろ結論を出そうと思います。ATとCVTはどっちがいいのかな?どっちらにもメリット、デメリットがあってどちらとも言えません! 私の客観的な意見からいうと・・・車の使用状況を考えて決めればいいと思います。CVT普段街乗りしかしないような使い方ならCVTを選ぶのをおすすめします。変速ショックの無くスムーズに走れて、燃費もいいとなればCVTですね。AT 普段高速道路を多用する使い方をするならATでしょう。フル加速して早いスピードを出して走行するならば先程説明したCVTでは機械抵抗が増えて燃費が落ちて構造的にも大きいトルクをかけ続ける高速走行にはC
詳細を見るCVTとはContinuously Variable Transmission(連続可変トランスミッション)のことで一般的に無段変速機と呼ばれるものです。実はこのCVT、排気量の大きい高級車などには、あまり搭載されていません。一体、なぜ搭載されないのでしょうか?
詳細を見る日本はオートマチック大国。渋滞が多く狭い路地や交差点の連続でオートマチックトランスミッションは瞬く間に浸透し、そして進化を続けてきました。現在、低価格車のほとんどがCVT、高額車では多段ATという使い分けがトレンドのようですが、それぞれにどのようなメリットがあるのでしょうか。歩んだ歴史を簡単に振り返り、現代のオートマチック車とどう付き合うのが良いのかを探ってみます。
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